1 機能
1-1 提供機能
本サービスでは、IPv4及びIPv6インターネット接続機能を提供します。(ただし、固定IPコースではIPv6インターネット接続機能は提供しません)
本サービスにはサービスを終端する機器に割り当てるIPv4アドレスが常に同じである「固定IPコース」と、接続の度に異なるIPv4アドレスが割り当てられる「動的IPコース」の２つがあります。いずれのコースもIPv6アドレスの割り当ては可変です。
| プラン区分 | 内容 |
| 固定IPコース | IPoE方式のIPv6通信を使用し、IPv4通信は固定IPアドレスで通信が可能なインターネット接続サービスを提供します。IPv6インターネットへの接続機能は提供しません。 IPv6通信は当社指定のVNE事業者(インターネットマルチフィード社)を経由します。IPv4通信は当社のネットワーク網に接続されたゲートウェイ設備を経由しインターネットへ接続されます。IPv4アドレスは当社が割り当てます。 |
| 固定IP(MF)コース |
IPoE方式のIPv6通信を使用し、IPv4通信は固定IPアドレスで通信が可能なIPv6及びIPv4インターネット接続サービスを提供します。 |
| 動的IPコース |
IPoE方式のIPv6通信を使用し、IPoE方式でIPv6インターネット接続とDS-Lite方式に対応したIPv4インターネット接続サービスを提供します。 当社指定のVNE事業者（インターネットマルチフィード社）の網を経由したインターネット接続サービスとなります。 |
1-2 サービス品質
InfoSphere IPoEサービスはベストエフォート型サービスでありサービス品質の保証を行っておりません。InfoSphere IPoEサービスのインターネット接続においては、帯域優先機能はご利用できません。
2 サービス説明（固定IP）
2-1 サービス構成
本コースでは、IPv6トンネルによりNGNを経由して、当社のネットワーク網をに到達しIPv4インターネットへの接続を提供します。
図：固定IP接続イメージ
2-2 提供機能・プラン
本サービスは、当社から割り当てたIPv4アドレスでIPv4インターネットと通信をすることができます。
固定IPコースは、「プラン」、「IPアドレスタイプ」の区分があり、メニューは各区分の組み合わせで構成されています。
表：プラン区分
| プラン区分 | 内容 |
| Sプラン |
標準的なご利用に対応したプランです。 3日間の下り転送量が300GBを超過した場合、通信速度を制限する場合があります。 |
| Pプラン |
Sプランよりも快適な通信をお求めのお客様のためのプランです。 3日間の下り転送量が400GBを超過した場合、通信速度を制限する場合があります。 |
表：IPアドレスタイプ区分
| IPアドレス区分 | 内容 |
| IP1タイプ | グローバルアドレス(IPv4)を「/32」(1個)割り当てるメニューです。 |
| IP4タイプ | グローバルアドレス(IPv4)を「/30」(4個)割り当てるメニューです。 |
2-3 メニュー
本サービスで提供可能なメニューは次の通りです。
表：メニュー一覧
| 提供可能なサービスメニュー |
| IPoEインターネットサービス Sプラン IP1タイプ 専用CPE付き |
| IPoEインターネットサービス Sプラン IP4タイプ 専用CPE付き |
| IPoEインターネットサービス Pプラン IP1タイプ 専用CPE付き |
| IPoEインターネットサービス Pプラン IP4タイプ 専用CPE付き |
2-4 IPアドレス
IPアドレスタイプで規定された個数のIPv4アドレスを利用することができます。
本サービスで利用できるIPv4アドレスは当社が指定します。
IPv6インターネットへの接続は提供いたしません。
IP1タイプ、IP4タイプで利用可能なIPv4アドレスのDNS逆引き名は、当社で指定したものを登録します。
2-5 責任分界点
本サービスの固定IPコースにおける責任分界点は次の通りです。
2-6 専用CPE
接続に必要なCPEは当社が提供します。導入(設置工事)は契約者が行います(DIY設置のみ)。専用CPEの仕様は以下に定めます。
2-7 専用CPEの機種
専用CPEは、NEC AG2511もしくはYamaha RTX830です。
※提供機器については今後変更となる可能性があります。
2-8 専用CPEが保持する経路
専用CPEは、インターネットに向けてのデフォルトルートとLAN側の経路のみを保持します。
それ以外の経路の追加はできません。
2-9 DHCPサーバ機能
専用CPEは、IPアドレスタイプのIP1タイプを選択した場合、DHCPサーバ機能を有効にすることができます。DHCPサーバとして次のパラメータ等を配布します。
表：DHCPサーバパラメータ
| DHCPサーバパラメータ | 内容 |
| 配布アドレス範囲 |
弊社カスタマコントロールサイトにて申込時にお客さまが指定された、開始と終了のアドレス範囲からLAN側端末にアドレスを配布します。DHCPで払い出すホスト数には上限値があり、255個までとなっております。 |
| デフォルトゲートウェイ | 指定されたLAN側インターフェースアドレスをデフォルトゲートウェイとして配布します。それ以外のアドレスを指定することはできません。 |
| DNSサーバアドレス |
指定されたDNSサーバのIPアドレスを配布いたします。 お客様にてDNSサーバのIPアドレスを最大2つまで指定することが可能です。未指定の場合は、当社のキャッシュDNSを登録します。 |
※IP4タイプで申込みの場合は、DHCPサーバ機能を提供しません。
2-10 専用CPEに設定するLAN側のIPアドレス(IPv4)
IPアドレスタイプのIP1タイプを選択した場合、CPEのLAN側インターフェースに設定するIPアドレス(IPv4)は、RFC1918で規定するプライベートアドレスの中からサブネットマスクを含めて指定してください。また、RFC6598で規定するISP Shared Address(100.64.0.0/10のアドレス)は、当社ネットワーク内で利用するため、本サービスではご利用になれません。
IP4タイプを選択した場合、当社が拠点ごとに割り当てたグローバルアドレス帯(/30)がCPE LAN側のネットワークアドレスとなり、LAN側インターフェースには割り当てた範囲(/30)の2番目(ホスト部の1番目)のIPアドレスが設定されます。
2-11 専用CPEの導入(設置工事、回線への繋ぎこみ)
1-1 専用CPEの設置は、ユーザによる設置(DIY設置)のみです。当社より設置工事にお伺いすることはありません。
専用CPEは初期設定を投入した状態で、お申し込み時に指定した場所に送付します。
専用CPEはオートコンフィグ機能で自動的に設定されます。
設置場所にてアクセス回線に接続しCPEの電源を投入すると、CPE自身がIPv6アドレスを取得後、当社のコンフィグサーバに接続して当該拠点用の設定をダウンロードし、CPE自身に設定を行います。
2-12 専用CPEの保守
専用CPEの保守は、特に指定が無い場合には先出しセンドバックとなります。
先出しセンドバックを選択した場合、契約者からの故障申告を当社が受け付け、故障切り分けを実施した後、当社がCPEの故障と判断した場合、交換用CPEを送付します。
交換用CPEの到着後、ユーザにて故障機器と交換・回線繋ぎ替えを実施してください。
オンサイト保守については専用CPE24時間365日保守オプション（有償）で承ります。
ユーザからの故障申告後、当社がCPEの故障と判断した場合、当社から派遣した作業員が当該拠点において故障機器を正常品に交換します。オンサイト保守の対応時間は24時間365日です。
なお、拠点開通後の専用CPE24時間365日保守オプションの変更はできません。
（拠点開通後の途中契約、途中解約はできません。）
2-13 専用CPEへの機能追加
本サービスではユーザからの要望により専用CPEに個別の設定を投入することは実施しません。ユーザからのオーダに基づき、サービスでご提供している機能のみ設定して出荷いたします。
また、ユーザ自身での設定変更、修正、改造はできません。
2-14 専用CPEの配送
専用CPEは、当社からお申し込み時に指定した住所に配送事業者によって送付されます。
配送された専用CPEの外箱には配送伝票が添付されており、配送伝票の（依頼元）には、「NECネッツエスアイ（株）」、（品名）には、「ルータ NTTPC送付品 + 拠点名」の記載があります。
2-15 専用CPEの返却
契約者が本サービスを解約した場合には、専用CPEを返却する必要があります。
返却先は以下の通りです。
135-0053
東京都江東区辰巳３－８－１０ ５F-D
CSD事工事キッティング宛
03-5534-6844
2-16 キャッシュDNSサーバ
専用CPEは、 以下のキャッシュDNSサーバを参照しています。
| エリア | IPアドレス |
| 東日本 | 203.138.71.154(プライマリDNS) |
| 210.150.255.66(セカンダリDNS) | |
| 西日本 | 203.138.63.114(プライマリDNS) |
| 203.138.63.122(セカンダリDNS) |
2-17 MTU
専用CPEのLAN側MTUは1422byteです。MSSはMTUに従って設定されます。 UDP等の自動的にパケットサイズが調整されないプロトコルを使用する場合には、正常に通信できない、または、通信の効率が悪くなることを避けるため、MTU以下にパケット長を調整し通信を行うようにしてください。
3 サービス説明（固定IP(MF)コース）
3-1 サービス構成
本コースはIPv6及びIPv4インターネット接続サービスを提供します。IPv4 over IPv6はIPIP方式を採用しています。IPv6通信は当社指定のVNE事業者(インターネットマルチフィード社)を経由します。IPv4通信はVNE事業者に接続されたゲートウェイ設備を経由しインターネットへ接続されます。
3-2 提供機能
本サービスでは当社指定のVNE事業者(インターネットマルチフィード社)から、固定的に割り当てたIPv4アドレスでIPv4インターネットと通信をすることができます。
IPv6通信は、当社指定のVNE事業者(インターネットマルチフィード社)から割り当てたIPv6アドレスにてIPv6インターネットと通信をすることができます。割り当てたIPv6アドレスは変更される可能性があります。
表：タイプ
| プラン区分 | 内容 |
| IP1タイプ |
IPv4グローバルアドレス1個固定的に割り当てます。IPv4インターネットと通信が可能です。 IPv6グローバルアドレスを割り当てます、IPv6グローバルアドレスは変更される可能性があります。IPv6インターネットと通信が可能です。 3日間の下り転送量が300GBを超過した場合、通信速度を制限する場合があります。 |
3-3 メニュー
本サービスで提供可能なメニューは以下の通りです。
表：メニュー一覧
| 提供可能なサービスメニュー |
|
IPoEインターネットサービス 固定IP(MF）コース IP1タイプ |
|
IPoEインターネットサービス 固定IP(MF）コース IP1タイプ 専用CPE付き |
3-4IPアドレス
- IPv6アドレス
NGN網側からRAおよびDHCP-PDによりIPv6アドレス(もしくはプレフィックス)、Default Route、DNSサーバアドレスが配布されます。
割り当てられるIPv6アドレスもしくはプレフィックスは半固定であり、以下の場合には割り当てられたIPv6アドレスが変更される場合があります。
- エンドユーザ様の引越しに伴うアクセス回線設置場所の変更
- エンドユーザ様によるフレッツ光ネクスト回線の品目変更
- 東日本電信電話株式会社および西日本電信電話株式会社（以下、NTT東日本・西日本）NGN網のメンテナンス工事
- その他、インターネットマルチフィード社及びNTT東日本・西日本が変更を要すると判断した際
IPv6アドレスもしくはプレフィックスの変更により、IPv6インターネット接続に1分程度の通信断が生じる可能性があります。
- IPv4アドレス(固定IPアドレス)
本サービスではユーザーごとに固定的にIPv4アドレスを割り当てます。割り当てるIPv4アドレスは当社が指定します。
IP1タイプで利用可能なIPアドレスのDNS逆引き名は、当社で指定したものを登録します。
3-5 責任分界点
本サービスの固定IPコースにおける責任分界点は次の通りです。
以下、項目3-6～3-16については、IPoEインターネットサービス 固定IP(MF）MFコースIP1タイプ 専用CPE付きコースのみが対象となります。
3-6 専用CPE
接続に必要なCPEは当社が提供します。導入(設置工事)は契約者が行います(DIY設置のみ)。専用CPEの仕様は以下に定めます。
3-7 専用CPEの機種
専用CPEは、Yamaha RTX830です。
※提供機器については予告なく変更となる可能性があります。
3-8 専用CPEが保持する経路
専用CPEは、インターネットに向けてのデフォルトルートとLAN側の経路のみを保持します。
それ以外の経路の追加はできません。
3-9 LAN側のIPv4アドレス
CPEのLAN側インターフェースに設定するIPアドレス(IPv4)は、RFC1918で規定するプライベートアドレスの中からサブネットマスクを含めて指定してください。また、RFC6598で規定するISP Shared Address(100.64.0.0/10のアドレス)は、当社ネットワーク内で利用するため、本サービスではご利用になれません。
3-10 LAN側のIPv4アドレス
専用CPEは、NGNもしくはホームゲートウェイからのRAをLAN側にProxyします。CEPのLAN側インターフェースは1つのIPアドレスを取得します。NGNの払い出しアドレスの変更により、LAN側のIPv6プレフィックス及び専用CPEが取得したIPv6アドレスは変更になる可能性があります。
3-11 IPv4 DHCPサーバ機能
表：DHCPサーバパラメータ
| DHCPサーバパラメータ | 内容 |
| 配布アドレス範囲 |
弊社カスタマコントロールサイトにてお客さまの定めた範囲からLAN側端末にアドレスを配布します。開始と終了のアドレスを指定させていただきます。 |
| デフォルトゲートウェイ |
別途指定のLAN側インターフェースアドレスをデフォルトゲートウェイとして配布します。それ以外のアドレスを指定することはできません。 |
| DNSサーバアドレス |
指定されたDNSサーバのIPアドレスを配布いたします。 DNSサーバのIPアドレスを最大2つまで指定することが可能です。 未指定の場合は、当社のキャッシュDNSを登録します。 |
3-12 専用CPEの導入(設置工事、回線への繋ぎこみ)
専用CPEの設置は、ユーザによる設置(DIY設置)のみです。当社より設置工事にお伺いすることはございません。
専用CPEは設定を投入した状態でお申し込み時に指定された場所に送付されます。
3-13 専用CPEの保守
専用CPEの保守は、特に指定が無い場合には先出しセンドバックとなります。
先出しセンドバックの場合、契約者からの故障申告を当社が受け付け、故障切り分けを実施した後、当社がCPEの故障と判断した場合、交換用CPEを送付します。交換用CPEの到着後、ユーザにて、故障機器と交換・回線繋ぎ替えを実施してください。
オンサイト保守は専用CPE24時間365日保守オプション（有償）で承ります。
お客さまからの故障申告後、当社がCPEの故障と判断した場合、当社から派遣した作業員が当該拠点において故障機器を正常品に交換します。オンサイト保守の対応時間は24時間365日です。
なお、拠点開通後の専用CPE24時間365日保守オプションの変更はできません。
（拠点開通後の途中契約、途中解約はできません。）
3-14 専用CPEへの機能追加
本サービスでは契約者からの要望により専用CPEに個別の設定を投入することは実施しません。お客さまからのオーダに基づき、サービスでご提供している機能のみ設定して出荷いたします。
また、お客さま自身での設定変更、修正、改造はできません。
3-15 専用CPEの配送
専用CPEは、当社からお申し込み時に指定した住所に配送事業者によって送付されます。
配送された専用CPEの外箱には配送伝票が添付されており、配送伝票の（依頼元）には、「NECネッツエスアイ（株）」、（品名）には、「ルータ NTTPC送付品 + 拠点名」の記載があります。
3-16 専用CPEの返却
契約者が本サービスを解約した場合には、専用CPEを返却する必要があります。
返却先は以下の通りです。
135-0053
東京都江東区辰巳３－８－１０ ５F-D
CSD事工事キッティング宛
03-5534-6844
以下、項目3-17～3-22については、IPoEインターネットサービス 固定IP(MF)コース IP1タイプをご契約いただき、CPEをユーザが用意する場合に対象となります。
3-17 ルータ仕様
IPIP方式にて接続する場合、IPIPプロトコルを利用するIPv4 over IPv6に対応した
接続用ルータが必要です。
推奨接続可能ルータについては以下をご参照ください。
3-18 キャッシュDNSサーバ
専用CPEは、 以下のキャッシュDNSサーバを参照しています。
| エリア | IPアドレス |
| 東日本 | 203.138.71.154(プライマリDNS) |
| 210.150.255.66(セカンダリDNS) | |
| 西日本 | 203.138.63.114(プライマリDNS) |
| 203.138.63.122(セカンダリDNS) |
3-19 MTU
IPv6インターネット接続のMTUは1500byteです。
IPv4インターネット接続のMTUは1460byteを指定してください。MSSは1420byteを指定してください。
UDP等の自動的にパケットサイズが調整されないプロトコルを使用する場合には、正常に通信できない、または、通信の効率が悪くなることを避けるため、MTU以下にパケット長を調整し通信を行うようにしてください。
4 サービス説明（動的IP）
4-1 サービス構成
本コースはIPv6及びIPv4インターネット接続サービスを提供します。IPv4 over IPv6はDS-Lite方式を採用しています。IPv6通信は当社指定のVNE事業者(インターネットマルチフィード社)を経由します。IPv4通信はVNE事業者に接続されたゲートウェイ設備を経由しインターネットへ接続されます。
表：コース
| 内容 |
| 3日間の下り転送量が200GBを超過した場合、通信速度を制限する場合があります。 |
4-2 メニュー
本サービスで提供可能なメニューは下記の通りです。
表：メニュー一覧
| 提供可能なサービスメニュー |
| IPoEインターネットサービス 動的IPコース |
4-3 IPアドレス
本コースで利用できるIPアドレスは以下の通りです。
- IPv6アドレス
NGN網側からRAおよびDHCP-PDによりIPv6アドレス（Prefix）、Default Route、DNSサーバアドレスが配布されます。
割り当てられるIPv6アドレスもしくはプレフィックスは半固定であり、以下の場合には割り当てられたIPv6アドレスが変更される場合があります。
- エンドユーザ様の引越しに伴うアクセス回線設置場所の変更
- エンドユーザ様によるフレッツ光ネクスト回線の品目変更
- 東日本電信電話株式会社および西日本電信電話株式会社（以下、NTT東日本・西日本）NGN網のメンテナンス工事
- その他、インターネットマルチフィード社及びNTT東日本・西日本が変更を要すると判断した際
IPv6アドレスの変更により、IPv6インターネット接続に1分程度の通信断が生じる可能性があります。
- IPv4アドレス(動的IPアドレス)
IPv4アドレスを動的に割り当てます。
1つのIPv4アドレスを複数のユーザで共有します。1ユーザが利用できるポート数(TCP、UDP、ICMP)には制限が有ります。
IPv4アドレスを他のユーザとの共用するため、アプリケーションによっては意図しない動作をする場合があります。
表：利用可能なポート数の制限
| NAT Port Quota制限値 |
TCP |
1024 |
| UDP | 1024 | |
| ICMP | 1024 |
4-4 責任分界点
本サービスの動的IPコースにおける責任分界点は次の通りです。
4-5 ルーター仕様
接続にはDS-Lite方式に対応した接続用ルータが必要です。
推奨接続可能ルータについては以下をご参照ください。
4-6 キャッシュDNSサーバ
DNSサーバのIPv6アドレスは、DHCPv6(Information-Request)で設定されますので、通常はお客さまで設定する必要はありません。
DHCPv6が利用できない環境で、DNSサーバアドレスを手動で設定する場合には、以下のアドレスを設定ください。
| エリア | IPアドレス |
| 東日本 | 203.138.71.154(プライマリDNS) |
| 210.150.255.66(セカンダリDNS) | |
| 西日本 | 203.138.63.114(プライマリDNS) |
| 203.138.63.122(セカンダリDNS) |
4-7 MTU、MSS
IPv6インターネット接続のMTUは1500byteです。
IPv4インターネット接続(動的IPv4アドレス・固定IPv4アドレス共通)のMTUは1460byteです。それ以上のサイズのパケットはルータや網内設備を通過できません。エラー(ICMP)が返答されます。IPv4のMSSは1420Byteです。
ネットワーク網内設備においてTCPハンドシェイクの際のMSSの値も1420byteに変更されます。
4-8 ホームゲートウェイオプション
本オプションをお申し込み頂くことで、お客さまがIPoE対応ルータをお持ちでなくても、
ホームゲートウェイを利用してインターネット利用が可能です。
※ホームゲートウェイ機器をお持ちでない場合は、事前にお客さまにてご用意頂く
必要がございます。
ホームゲートウェイオプションは途中契約、途中解約が可能です。
ホームゲートウェイの機器自体は回線オプションとなりますため弊社からは提供できません。
ホームゲートウェイの問い合わせにつきましては、提供元の回線業者様にご連絡ください。
対応するホームゲートウェイにつきましては以下を参照ください。
表：ホームゲートウェイオプション仕様詳細
| 対象コース |
IPoEインターネットサービス 動的IPコース |
| 納期 | 即日 ※初回の申込は+3営業日 |
| 金額 | 月額：110円（税込）/ID |
| 対応ホームゲートウェイ |
XG-100NE(光クロス対応) PR-600KI / PR-600MI / RX-600KI / RX-600MI PR-500KI / PR-500MI / RT-500KI / RT-500MI / RS-500KI/ RS-500MI |